言葉にすること しないこと

昔。

家で宿題をしながら、「あーわかんねー。きぃー」っとなってたら
横から兄がそっと教えてくれた。
でも私は
「なんで教えるのー！きぃー！」となった。

母に、仕事場での愚痴をこぼしたら
「それなら、あーすればいいんだよ。こーすればいいんだよ」と言われて
「なんも知らないくせにー！」と思い
何も返事をせずに部屋にひっこんだ。

アドバイスを求めて、きぃーっとなってるんじゃない。
解決策を求めて愚痴をこぼしてるんじゃない。
自分の答えは、自分で見つけたいから。

「なんだよ、アドバイスしてやってるのにー聞けよーヽ(｀Д´)ノ」
みたいな反応を見るのが辛かった。
人からもらった助言を、受け入れられない自分が嫌いだった。

だから私は
わからないことがあっても人に聞かずに
ひたすら文献やインターネットで調べるようになった。
イヤなことがあっても
めったに怒ったり叫んだりしなくなった。

…泣くけどね。泣きたくもないんだ。本当は。

何が起こっても、嫌な気分にならず、おだやかでいられたらと思う。
何もかも、自分一人で解決できたらと思う。

そんな生き方はとても寂しいだろうとも、思う。
だけど、嫌いな自分を見なくてすむのだったら…

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なーんてね、フフフ……
ちょっと昔を思いだしただけサ…