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近頃キャラチャット部屋でらぶづいておりまして…
らぶもひたすら幸せなだけなら砂糖吐いたり吐かれたりしてればいいんですが、
お互いの想いがかみあわなければ、ひたすら悩んじゃうこともあるわけです。

悩むと、自分のキャラと対話してみるという人がいます。
しかし私は、自分のキャラ同士を対話させます。
どっちも自問自答に違いないのですけどね。
「自分」よりも自分の作ったキャラの方が考えがしっかりしてますから。
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ラーダ神殿の一室にて

「…オレは…今すぐ答えを出さなきゃならないのか?なんでだ?」
「彼女が答えを求めているからでしょう…明確な答えを。先延ばしにしたいなら、黙っていないでそれなりの説明が必要です。」
「どうして今、答えがほしい?もっとお互いを知り合ってからじゃダメなのか?」
「あちらさんは充分、君のことをわかってらっしゃると思いますよ。」
「…え。」
「急いでるのは…やっぱり婚期を逃したくないからじゃないです?ずいぶんと主張されてましたし…」
「それにしたって、1週間2週間でどうにかしなきゃいけないもんじゃないだろ。だいたい、それならなおさらお互いのこと深く知り合わなきゃ。」
「…逆に、深く知り合う前にということかもしれませんね。傷が深くならないうちに、と。」
「…断られると思ってるってことか?オレはそんなこと言ってない。」
「そのつもりもないと言えますか?」
「…。」
「もし断られるなら、ですよ。ダメならダメと、早いうちに言ってほしい。もし、今よりもっと好きになってしまってから別れを告げられたら…今告げられるより、辛いでしょう?」
「……それは逃げだろう。」
「そうですね。しかし、その感情を否定できますか?僕はできません。」
「………………。」
「あるいは…」
「何?」
「…いえ。やめておきます。失礼にあたりますから。」
「誰に。」
「秘密です。」
「…?」
「いずれにしても…それが疑問ならば、ご本人に尋ねてみるべきです。君の考えることも僕の言うことも、推測にすぎません。推測で一喜一憂することは無意味ではありませんが…今のままでは堂々巡りですよ。」
「………………怖いんだ。」
「何が?」
「それを聞いたところで、答えてもらう以前に、『そんなこともわかんない子なんて嫌ぷー』とか言って、飽きられるのが。」
「それならば、君が彼女に言うべきことはもう決まっているのではありませんか?」
「…あれ? いや、だから今はただ、嫌われるのがイヤなだけな…」
「ですから、それを言えばいいのでしょう?」
「…いいのか?」
「いいんですよ。それが君の真実です。」
「だって、それじゃお前やみんなに対する気持ちと同じだろう?特別じゃない。」
「違いますね。」
「?」
「君が怖れているのは、彼女の恋愛対象から外れることです。人として嫌われることじゃない。」
「…!え、だって、それは…その…。…。」
「愛ではない…とでも?」
「そうだ…それを言えば結局……」
「言われてどうするかは彼女にしかわからないことです。だから言葉が必要なんですよ。」
「結局それか…。」
「はい、じゃあそういうことで。」
「そこで投げやりになるなや(笑)」
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なんだこいつら。

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「でも僕、君のそういうところ、好きですよ」
黒髪の青年が、にっこりと笑いながら言う。
「…」
言われた金髪の青年は、一瞬目を見開いた後ぽっと頬を染め、それからおろおろと視線を泳がせた。
「…?どうしたんですか?」
きょとんとして問いかける黒髪の青年に、金髪の青年はうつむきながら答える。
「その、外見じゃなくて性格が好きだなんて、言われ慣れてないから…どう答えたらいいのか、わからん」
黒髪の青年はその様子を見てふんわりと微笑む。
そして少し気遣わしげに、
「…僕に言われて、嫌でした?」
金髪の青年はあわてて首をぷるぷると振り、そのままそっぽを向いてしまった。
少し間をおいてからぽそりとつぶやく。
「…うれしかった」
それを聞いた黒髪の青年はまたにっこりと微笑み、優しい声で
「嬉しかったら、『ありがとう』ですよ」
「そ、そうか…
…………………ありがとぅ」
うつむいたまま、消え入るような声で。

黒髪の青年は、自分の信じる神に祈った。
どうかこの照れ屋で口下手な青年の良いところを、まっすぐに受け止めてくれる人がもっと現れますように。
いままでは出会えなかったけど、これからたくさん出会えますように。
そして、彼自身もこのまま、素直で愛しくありますように……
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なんか電波な文章書き始めました。大丈夫かこやつ。
おことわりしておきますがフィクションです。
実在の人物とは一切関係な…いこともないけどフィクションだったら。

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