キャラ語り～嘘つき・正直者～

プレイヤーは、嘘が嫌いです。
嘘をつくと激しく罪悪感を感じますし、嘘をつかれるのが嫌いです。
そして嘘つきだと思われるのが嫌いです。
ですから、おおむね正直です。

でも、世の中、正直に言ってしまうことでいろんな人の都合悪くなることもたくさんあります。
そんな時にすっぱり筋の通った嘘をつける人は素敵だと思います。

正直者は素敵。
きれいな嘘をつける人も素敵。

そんな相反するあこがれを、自分の分身たる二人のキャラクターに、分け与えました。

ソレルは正直者。
何も考えなければ本当のことをズバズバ言い、言ったらヤバイなーと思うところでも
カクカクと挙動不審になりながら嘘をつく。脂汗をだらーっと流し。
そういう姿は、我がキャラながら愛しい。（←自キャラ萌えー）
真実を伝えた結果、相手が傷ついたとしても…事実は、伝えなければならない。

シャルトは嘘つき。
と言っても知識神ラーダの神官、必要のない嘘はつかない。
間違った知識を広めることは本意ではない。
彼自身は正しい知識を、情報を知ることを欲する。
しかし、人によって知ってはいけない、知らない方がいい知識もあることを学んだ。
悪夢の最終兵器の存在を、万人が知っている必要はないように。
そして何より、他人に、安心して、笑顔でいてほしかった。
伝えることによって、その人の幸せが崩れてしまう事実なら。
…隠せる限り隠し通したいと、思う。
そして逆に、みんなに知らしめることで安心したり気持ちがやわらいだりする真実なら
積極的に広めるべきだと思う。
それが、人が幸せになるための、知恵だと思うから。
全ての者よ、賢明であれ。

間違ったことをしたとは、思わない。
心が痛んでも、かまわない。
この心の痛みは、プレイヤーのもの。
自分だけでかかえていけばいい。